焼肉とご飯と焼肉定食の太り方の違いについてお話しますね(^O^)/
焼肉を食べに行くと、太ると分かっていても、ついつい焼肉と一緒に
白いご飯が食べたくなってしまいますよね(^^;
炭水化物であるご飯を食べると太ることは、みなさんも良くお分かりだと思うのですが、それでは、
焼肉と一緒にご飯を食べるといったいどうなるのでしょうか?
焼肉とご飯と焼肉定食、それぞれを食べたときの
太り方はどのように違うのでしょうか?
焼肉定食
まず最初に、ご飯だけを食べた場合にについて、考えてみましょう。
【ご飯だけを食べた場合】
ご飯お茶碗一杯には
約60gの糖質~
角砂糖約15個分が含まれています(^^;
血液中のブドウ糖は体重60kgの人で
約5gに過ぎませんから、ご飯を食べると、
血糖値は大幅に上昇します(>_<)
これが
グルコーススパイクと呼ばれる食後の血糖値の急上昇ですよね(^^;
高血糖状態が続くと、身体に大きなダメージを与えますので、すぐに
インスリンが分泌され、
血液中のブドウ糖を身体に取り込むことになります。
取り込まれたブドウ糖は、筋肉などで
エネルギー消費されたり、
肝臓や筋肉に
グリコーゲンとして蓄えられますが、それらを超えた
余剰分は全て体脂肪として蓄積されることになります。
これが
太るメカニズムですね(>_<)
【焼肉だけを食べた場合】
焼肉はたんぱく質と脂質が多く、
糖質はほとんど含まれていません(焼肉のたれなどを除く)。
従って、焼肉だけを食べても、血糖値はほとんど上昇しませんので、
追加インスリン分泌もほぼありません。
インスリンが分泌されなければ、
焼肉を食べても太ることはありませんし、むしろ、インスリン分泌が常に抑えられていると、ホルモン感受性リパーゼという酵素が活性化され、
体脂肪が燃焼することになるのです(^^)/
つまり、
焼肉だけを食べていれば、
太ることはなく、むしろ痩せていくということですね(^O^)/
ただし、
たんぱく質もあまりに過剰に摂りすぎますと、糖新生が促進され
太ることがありますので、ご自分の必要たんぱく質量を考えながら適量にしてくださいね(^^)
【焼肉定食を食べた場合】
焼肉と一緒にご飯を食べると、ご飯の影響で
インスリンが分泌されます。
本来焼肉に含まれる
脂質は、単独で摂っても、脂肪酸やケトン体としてエネルギー源になるだけで、
体脂肪として蓄積されることはありません。
過剰に脂質を摂っても、エネルギー消費されなかった分は
排出されることになります。
しかし、ご飯と一緒に食べることで
インスリンが分泌されると、インスリンはブドウ糖のみならず、
脂肪酸も体脂肪として取り込まれることになります(>_<)
インスリンが分泌されていると、過剰に摂った脂質は排出されることなく、
全て体脂肪として蓄積されることになります(^^;
つまり、
焼肉定食を食べていると、
ご飯に含まれる糖質と、
焼肉に含まれる脂質が、インスリン分泌によって
Wで体脂肪となり、
最も太ることになるのです(>_<)
結局
太り方の違いは、
追加インスリン分泌があるかないかがポイントになり、
インスリン分泌があれば、
糖質も脂質も余剰分は全て体脂肪として蓄積されるということなのです。
いかがでしたか?
脂身の多い、豚バラ、牛ロース、鶏ももなどは、単独で食べれば、
脂質が多く、適量のたんぱく質で、糖質がほとんどないケトン食として最適な食材ですので、ケトン体モードになり、
健康的に痩せることができるのですね(^O^)/
しかし、ご飯などの
糖質を多く含む食材と一緒に摂ると、
追加インスリンが分泌され、
脂質が体脂肪に変わってしまうのです(>_<)
動物性脂質は身体に悪い、太る原因になるというウソ情報は、動物性脂質の問題ではなく、
一緒に摂る糖質の問題だったのですね(>_<)